2018.05.18
NAB視察レポート
報告
制作技術部 映像技術 佐野 裕一
NAB2018
2018年4月
NAB2018という毎年アメリカ・ラスベガスで開催される放送技術展覧会の視察に今回は私が行ってきました。
日本にもInterBEEという放送機器の展覧会がありますが、NABはアメリカで開催されるので全てのスケールが大きく、会場には世界中から約12万人もの人が集まります。
ここでは最新機器の8K・4K・HDR対応機材や、IP 関連、VR、AIを取り入れたメーカーの最新機材に触れることが出来ます。8K,120pの440インチディスプレイを見学したり、日本では見ることが出来ないトレーラーサイズの中継車などを見学することが出来ました。
また海外出張でありながら、放送関係の他会社の方々と共に11日間行動をするので、不安はなく、普段一緒に仕事をしない他社の方々と交友を深められる素晴らしい出張でした。
NAB視察を受けて
入社時に配属された報道技術で2年間中継TDをやり、今年から映像技術に異動したことで、新たに扱う機材や仕事の幅が広がりました。NAB視察のでは報道技術時代で使用していた機材を中心に、今後映像技術として使用していく機材を見る機会にもなりました。今まで使用していた報道中継車だけでなく、大型中継車のシステムを覚えるために今まで使用したことのない機材に触れることが出来たので、この経験をJリーグサッカー中継などに活かして、FR-4K中継車の仕事に取り組みたいと思います。
メッセージ
機器への関心や知識を高められ、他社の方々とたくさん情報交換ができるNAB2018出張は私の大きな経験になりました。また、NAB視察に入社3年目で参加できるfmtはとても若手育成に力を入れている会社だと改めて実感しました。
この機会をくださったfmt の皆様に感謝して、NABの経験を活かしこれからの仕事で活躍できるよう頑張ります!