ドラマ・映画
フジテレビ開局60周年特別企画 教場
担当
照明
カテゴリ
テレビ番組
放送時期
2020年1月4日、5日
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原作は、2013年にミステリー界を席巻した長岡弘樹の「教場」。ファンの間でも映像化が望まれてきた作品です。
主人公の冷徹な教官を演じるのは、木村拓哉。
監督は「若者のすべて」(1994年)、「眠れる森」(1998年)、「プライド」(2004年)など、木村拓哉出演作を手掛けた中江功。
技術のポイント
義眼の見せ方、白髪の主役をどう見せるか、そこからスタートしました。カメラテストも通常ではあまりないのですが、ご本人に白髪にしてもらい義眼もつけてもらって色々とやりました。ダークヒーロー的なところがあったので、必ず影を作りたいねと言った会話からあのテイストの仕上がりになりました。
原作のある作品ですが、原作は読みましたか?
オファーを頂いた際に読みました。でもあまり深く読み込むと原作の印象が強くなるのでほどほどに。原作を読んだ段階で、自分の中ではこれは重厚感ある話なんだとか、全体的にこういったトーンでやりたいなというイメージは持っていました。
ダークヒーローに対して意識した部分はありますか?
必ず影を作る事。顔を撮ってもアンダーな部分が必ずどこかにあるような感じはイメージしていました。片方の暗部を潰すために外でも外光でちょっとベタっぽくならないよう太陽と反対方向を全部切ったりとか、黒で切ったりとかはよくやりました。
チームメンバーのコメント
照明 富沢 宴令
主役をどうやって見せて、どうやって納得させるか。中江功監督をどう納得させるか。ダメな時はダメで、納得するまでやる監督なので(苦笑)。ああやろう、こうやろうと主役や監督と沢山会話した作品です。

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