Job仕事と職種

制作とは番組の企画の立ち上げや、撮影から納品までの進行を行う仕事です。フジ・メディア・テクノロジー（fmt）ではスポーツ番組を中心に【企画・制作・演出・中継・送出】業務を行っています。野球・サッカー・バレー・バスケ・テニス・ゴルフ・競馬・F1・格闘技などあらゆるジャンルのスポーツに対応。クライアントのイメージを実現させます。

カメラマンが撮った映像を1カット1カットつないで、１つの物語(ストーリー)をつむぎます。カットの内容や映像を切り替えるタイミング１つで、視聴者に与える印象が大きく変わり、演出面でも非常に重要なポジションです。生放送は、スイッチャーが選択した映像がダイレクトにお茶の間に届く為、大変緊張感がある一方で、やりがいと達成感に溢れています。強いリーダーシップでスタッフを先導し、番組を形造ります。

カメラマンは出演者との距離が近く、現場の最前線で活躍できます。目の前で起きている事象を瞬時に切り取り、映像（キャンバス）を通して視聴者に伝えます。カメラマンの活躍の場は多岐にわたります。歌番組やスポーツ中継、バラエティ番組、機動力の高いENGカメラを用いたスポーツニュースや報道の現場など、幅広いジャンルで撮影を行うプロフェッショナル集団です。

スタジオで、中継で、そのコンテンツ制作に最適な映像システムをプランニングし、セットアップする。そして、本番ではカメラで撮影された映像の明るさ、質感、色彩などをコントロールし、コンテンツにマッチした映像表現を担います。

「音」は目で見ることはできません。そんな見えない音を収音し、ミックスし、コンテンツとして仕上げるのが音声の仕事です。ミックスには正解がないからこそ奥が深く、満足したミキシングができた時の達成感は想像以上です。映像だけでは伝えきれない現場の緊張感や臨場感を表現し、コンテンツの魅力を最大限引き出します。

「照明」は、光をもってヒトやモノ、対象となるものを際立たせるようにする仕事です。しかし、光を照らすだけでは面白くありません。与えられた状況で表現する事は一筋縄ではいかないことが多々ありますが、色や影、光の質を組み立て世界観を作り上げます。

シーンごとに伝えたい要素を整理し最適な映像を選ぶことで、視聴者にとってわかりやすく、かつ魅力的な映像を作り上げます。スポーツニュースではゴールシーンや決定的瞬間を捉え、編集のテンポやカメラアングルを調整することで、その瞬間を引き立てます。またポストプロダクションでは、映像や音声に関する細かな調整を行うことができます。映像加工、テロップ・CGデザインやナレーション、音楽、効果音など多くのクリエイティブな要素が加わり、作品を最終的な形に仕上げます。

放送技術は、視聴者に確実に番組を届けるための重要な役割を担っています。「インジェストセンター・放送準備室」では、制作から納品された収録番組素材を受け付け、技術的な基準に基づいているか確認を行います。また、放送データとの整合性を確認します。「送出マスター」では、24時間365日、事前に作成されたスケジュールに従って、番組やCMが正確に送出されているか、適切な信号で放送されているかの監視を行います。また、緊急対応の報道特別番組のオペレーションや、送出システムの構築、機器メンテナンスも担当し、放送の安定運用を支えています。

回線技術は、フジテレビに入る信号・出る信号すべてを監視しています。また在京局・FNN系列局との映像信号のやりとりも管理しています。回線構築の方法が多岐にわたるので、電波からIPまでいろんなことに触れられるので幅広い分野の知識と経験を積むことができます。最近ではスポーツ中継や音楽ライブ中継などで回線構築を行うので、局内の仕事だけにとどまらず、現場に出て仕事することもあります。

CG制作・送出、配信を中心に幅広いIT・デジタル技術の知識を駆使して様々な方法でコンテンツ制作に関わります。新しいテクノロジーに興味があって、それを映像制作に活かしていく発想が求められます。また、フジテレビの中のCGセクションのシステム管理や、FODのコンテンツ配信も担当しています。