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社員インタビュー

2025.02.04

24時間365日視聴者に放送を届ける

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中村春斗

Profile

プロフィール

放送技術部

中村春斗

2021年入社。専門学校の放送芸術科出身で映像編集を学ぶ。入社後は放送技術部でマスター送出監視業務と放送運行業務を行う。最近の趣味は動画鑑賞と編集作業。

入社の決め手

「マスター業務」を選んだ背景とは?

もともとテレビ業界への憧れがあったので専門学校の放送芸術科へ進学しました。
趣味で編集を行っていたことから編集コースを選択し、毎日映像編集について学んでいました。将来は映像編集の会社へ就職することを想像していたんです。
そういった日々を過ごす中、学校で開催された会社説明会に参加しfmtという会社、マスターでの送出監視という仕事を知りました。今まで聞いたことなかった全くの未知の仕事にものすごく興味を惹かれたんです。マスター業務は「突発的なことが色々起き、そこを経験や知識で切り抜けていく」、すごく単純に言うとカッコイイなぁと思いました。 
編集自体は「好き」で勉強もしてきましたが、一方で好きなことを仕事にすることへの不安もありました。ただテレビ業界で働きたいという気持ちは譲れずに葛藤していました。
その時にマスターでの業務を知り、チェックや監視、物事を調整するような作業が自分の性格的にも合っており「この仕事をやりたい!」と強く思い、応募を決めました。

仕事内容について

送出監視から放送運行まで、放送の最終門番

マスターでは大きく分けて二つの業務を担当しています。
一つはマスターでの送出監視業務。24時間365日送出している放送に問題ないかチェックしています。また、災害や臨時ニュースが発生した場合に、特別編成へ移行するオペレーションもしています。 もう一つの業務は放送運行業務。放送する番組に関する様々な事項を担当部署と連絡を取りながら調整しています。例えば放送素材の納品時間が遅延したときの送出方法の変更。スポーツ中継の延長や特別番組放送による番組枠の変更時に対応可能なオペレーションの判断や提案です。あらゆる部署から問い合わせが来るので自然とコミュニケーション能力が身に付きました。勤務時間は交代制となっているので、残業はほぼありません。休みについても1ヶ月単位のシフト制となっており、休みの希望を出すことも出来るので、プライベートの予定は、テレビ業界の中では比較的立てやすいです。

Tokimeki moment

復活した27時間テレビ生放送

印象に残っているのは、27時間テレビ。27時間テレビは年1回の大型番組です。
2023年から生放送で復活したので、2023年、2024年と2年連続「マスター担当」として参加できました。大変だったのは放送中より、放送前の事前準備。放送中の緊急編成への移行対応をタイムキーパーさんと何度も打ち合わせしたり、放送データの確認をしたり、様々な準備を経て放送を迎えました。その結果、放送は大きなトラブルもなく無事に終了、安堵感の中で見届けたエンドロールの中に自分の名前が!!このときは家族中に自慢しました(笑)普段マスターで業務している中で、自分の名前がエンドロールに載ることは基本ありません。マスター業務は日々安定して運行することを求められているため、なかなか表に出ることはないからです。年1回ではありますがこういった特別な番組に携われたことは非常に貴重な経験になりました。

未来に向けて

マスター運行のエキスパートを目指して

今は送出監視と放送運行の業務を行っていますが、放送運行ではまだまだ経験していないことがたくさんあります。今後は経験を積み重ねてマスター全体を取りまとめるポジションもやってみたいです。また運用面だけでなくシステムについてもより知識を付けていきたいと思ってます。

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就活生へのメッセージ

テレビ業界には制作や技術系の仕事だけではなく、放送運行・送出監視という仕事もあります。マスター業務は縁の下の力持ち的な仕事です。僕たちの日々の業務によって、視聴者へテレビ番組が届いています。 テレビ業界に興味はあるけど、カメラや照明などの現場仕事は出来るかどうか不安…ってなったときの一つの選択肢として、 是非こういった仕事があることも頭の片隅に入れてみてください。また、送出監視ではたくさんのジャンルの番組に触れます。いろいろな経験・知識があることが、マスター業務での「気づき」に繋がっていると感じるときがあります。是非、学生のうちにいろいろな体験を重ねていってください。