2017.08.09
フジテレビ デジタル技術運用部の業務
報告
メディア事業 遠山 健太郎
業務内容
デジタル技術運用部においては、フジテレビのCGに関する機器導入、設計、運用、保守等幅広く対応しています。
ハードの知識に限らず、ソフトウェア、ネットワーク、映像フォーマットへの理解も必要で、
また、向き合う相手も技術・番組制作チーム・CGデザイナーなど刻々と変わりますが、一緒に問題を解決して
より良い番組が作れるように日々向き合っています。
テロップを中心とした生放送で使われるオンエアグラフィックス機器から、作り込みを行うハイエンドCGで必要な
ワークステーション、それらを司るサーバ群にネットワーク機器、そして、その上で動くCGソフトウェアに対して、
創造力と問題解決能力の双方を生かして、新しいことを提案しながらより良い番組、現場を作ることを支えます。
そういう意味では、とてもクリエイティブな仕事です。
CGの制作現場にマシンルーム、番組のスタジオサブに立つこともあれば、フロアもありますし、
ロケ先もあれば、スポーツの中継先に行くこともあります。
また、最近注目のスポーツやバラエティの番組配信業務にも携わっています。
フジテレビ局内で回線をもらうこともあれば、現場に行きその場から、
インターネットを通じた様々なサービスを活用して映像を届ける事もあります。
「フルスタックエンジニア」という言葉がありますが、まさにそれに該当するような仕事とも言えます。
CGや映像を入り口として、データの活用と可能性という多様な視点を持つことで、
色々な仕事に関与する可能性がある仕事です。
必要があれば、自分たちでソフトウェアを作って番組制作に参加することもあります。
自分が作ったソフトウェアを出演者の人が使って番組の中で使われることもあり、これは非常にやりがいがあります。
一方で、新しい技術も知っていく必要があるので、そういったことへの調査であったり、
新しいハードやソフトに触ったりと新しい技術に触れる機会も多いので、
そこから使える技術を現場に落とし込んでいくやりがいもあります。
ですが、大事なのは、コミュニケーションで、日々色々な人と話して、色々な考えを聞くことが一番重要です。
その上で、技術力を磨いて新しいことに挑戦していく気持ちを持ち続ければ色々な可能性を持つことができます。
技術力については、先輩が今まで見た知識や技術を教えますので、まずは、テレビに、エンターテイメントに、
この仕事に興味を持ってもらうことが一番なのかなと思います。